2011年12月15日、東名高速道路のSA(サービスエリア)「EXPASA海老名(上り)」がグランドオープン。日本最大の28店舗となった。その見どころは? サービスエリア(以下、SA)が商業施設化して人気となるなか、ネクスコ中日本(中日本高速道路)は2011年12月15日、人気SAの先駆けである海老名SA「EXPASA(エクスパーサ)海老名」(上り)を改装オープン。店舗数は日本最大の28店舗となった。フロアは1階がショッピング、2階がレストランと、第1期改装(2011年7、8月)時点での構成がベース。1階には高級スーパー「成城石井」、2階にはセレクトショップ「ユナイテッドアローズ」の高速道路向け新業態や、東京・赤坂の中国料理店「Wakiya」オーナーシェフの脇屋友詞氏が手がけるレストランが出店するなど、都会的なショップやレストランを誘致した。「近隣には足柄SAのような観光地的要素をもつ施設やコンビニがあるPA(パーキングエリア)がすでにあるため、あえて都会的なテナントをそろえて差別化を図った」(同)という。高速SA向けユナイテッドアローズは雑貨がメイン今回の最注目テナントといえば、やはりSA初進出のセレクトショップ「ユナイテッドアローズ(以下、UA)」の新業態「THE HIGHWAY STORE UNITED ARROWS LTD.」だろう。はたしてSAで服が売れるのか? と思いきや、店内を眺めてみると、雑貨がメインという印象。SAの特性を考慮し、タオルや靴下、傘といったすぐに使える「コンビニエンス」商品、オリジナルロゴを使ったトートバッグやドリンクボトルといった「ギフト」商品を強化しており、商品構成では雑貨が4割を占める。同社では空港や駅構内などに販売チャネルを拡大しているが、「すぐに必要なものがよく売れる。この店でも保温インナーや帽子、マフラー、サングラスなどが売れるのでは」(ユナイテッドアローズ)という。また、キッズ向け商品が多いのも特徴。「休日はすぐ使えるものやギフトを求めるファミリーやカップルが多いのに対し、平日は近隣の方が孫へのプレゼントを買うようなニーズを想定している」(同)。同社がこうした交通の要所に販売チャネルを拡大しているのは、UAにあまり接点のなかった層にブランドをアピールする狙いがあるのだろう。「ここをきっかけに、これまでUAに入ったことがない人が都心のショップに来てくれるのが理想」(同)という。総菜は「デパ地下ブランド×地元感」「帰宅後や翌日のニーズに応える」というコンセプトを体現しているのが、グロッサリーと総菜のエリアだろう。高級スーパー「成城石井」に加え、総菜では「PAOPAO」「ローゼンハイム」といったデパ地下でおなじみの店が並ぶ。この地域ならではの食材を使った限定商品も多い。スイーツも限定品が豊富、メロンパン対決もスイーツも「新宿中村屋」「クローバー」「モロゾフ」など、デパ地下おなじみの店が並ぶ。海老名SAの代名詞ともいえる「メロンパン」対決も見物だ
成人矯正セルライト運転免許更新時の視力検査スープダイエット出産育児一時金